どうも、今野さんの元で不登校引きこもりを専門としたカウンセラーをしている村尾と申します。

僕は現在30代前半で、奥さんと4歳の娘がいます。

こちらでは、僕がどうしてカウンセラーとして活動することになったのか?といった経緯についてお話しさせて頂きます。

最後までお付き合い頂ければ幸いです。

父から受け継いだ規範

僕の父はとてつもなく規範が強い、いわゆる「昭和の頑固おやじ」といった感じの人でした。

例えば、幼少期の頃には、

「箸はうまく持てないとみっともないぞ!」

と、父が思うきちんと持てる姿になるまで、毎回ご飯を食べるたびに言われ続け、苦痛だった事を覚えています。

ご飯を食べている時は、父はあぐらで座っていましたが、子供である僕は絶対に、食事中は正座を崩してはいけませんでした。

また小学校へ入学すると、周りの友達はみんなは遊んでいたとしても、うちでは門限までには絶対に帰らなければいけませんでした。

少しの時間を破ろうものなら怒鳴られ、どんな罰が待っているかわからない状態だったので、とにかくその父のルールを守り続けました。

そして、大きくなるにつれて勉強や進学についても厳しく言われるようになりました。

「勉強をやるからには1番を目指して徹底的にやれ」

「仕事を選ぶときにはサラリーマンはやめろ」
 
など、僕の意思とは関係なく自分の考えのみを押し付けられ、それ以外の事は許されず認められませんでした。

そういった規範の強い父の元で育った僕もその影響をもろに受け、見事にその規範を受け継いてしまったので、なかなか自分に自信が持てず「べき・ねば」の意識から友人・対人関係をつくる事がすごく苦手になりました。

地獄のような苦しみを味わったからこそ、、、

そんな不安定な状態だった学生時代には、そのストレスと緊張から何度も過敏性腸症候群になり苦しみ続けました。

当時の僕は、とても学校へ行けるような心理状況では無かったのです。

毎朝、起きるたびに「学校へはとても行けない・・・」と思いました。

しかしその度に、「どんなひどい事をされるのだろうか?」父へ対する恐怖が湧き上がるのです。

その日々は僕にとって地獄そのものでした。
 
学校へ行きたくない気持ちよりも胃腸の痛みよりも、父への恐怖の方がさらに強く、何とか苦しみながらも学校に通いました。

ですから不登校にこそはなりませんでした(なれませんでした)が本当に本当に苦しい毎日でした。

でも、このような経験をしたからこそ学校へ行けないお子さんのお気持ちは自分の事のように理解できますし、そういった規範の強い父の元で育ったからこそ、悩まれる親御さんの想いに共感をする事も出来るようになりました。
 
あの日々は、カウンセラーをしている今、「かけがえのない宝物」へと変えられています。

以前は思い出すだけで吐き気を催すほどでしたが、その苦しみがあったからこそ、今の自分がある事を思う時に感謝の気持ちが湧き上がるまでに変えれています^^

夢を実現し、理学療法士に。

父から受け継いだ規範に囚われた苦しい時期は長らく続きましたが、そんな中でも努力をして、中学生の頃からの夢であった理学療法士になることが出来ました。

そして夢を実現した事で自信を持つ事ができるようになり、交際していた彼女とも結婚をしました。

しかしそんな順風満帆な日々も長くは続かず、ある事がきっかけで職場の対人関係につまずき、父から受け継いだ規範がぶり返した結果、以前と同じように苦しみの日々を過ごすようになり、仕事も辞めようかと本気で悩むようにもなりました。
 
さらに、結婚後に娘を授かったのですが、その同時期に家庭内でも同じように奥さんとの関係が悪くなり、この先も人生を共にしていく自信がなくなり、離婚するかどうするかを悩むようになったのです。

このタブルパンチは、本当にこたえました。

僕の中には、

「たとえ苦しんでも、仕事を変える事は悪い事だ」
「結婚した以上、仲が悪くても離婚せず一生添い遂げなければいけない」

といった父の教えからくる規範があった為、とても悩み苦しみました。

しかしだからこそ、ここで初めて心理学や哲学を学ぶようになり、たくさんの本を読み、数多くのセミナーに出席しては、どうにかこの状況を打開するべくむしゃらに勉強するようになったのです。

「自分の人生を変えるためにはどうしたらいいんだろう?」

試行錯誤の日々がスタートしたのです。

苦しんだからこそ、カウンセラーへ

最初の頃は、学びがすぐに生活面に現れる事は無く、仕事のストレスで蕁麻疹が止まらない時には薬でごまかしながら働きました。

奥さんとの関係についても、離婚届を準備して自分の名前を書いて保管した事でなんとか耐え凌ぐ日々でした。

そんな中、ある兆しが訪れます。

たまたままあるセミナーの懇親会をきっかけに今野さんと繋がって、お付き合いが始まったのです。

その流れから、今苦しんでいる事、仕事の事で悩んでいる事、過去の話などをした所、

「その苦しさがあるからこそ大成すると思います。良かったらその今している体験や過去の経験を生かしませんか?」

とカウンセラーとしてお誘いを受けました。

このお誘いは、大変嬉しいものでした。

なぜなら、僕自身も悩んだ際にアドラー心理学を学び、自己受容をいつも実践し、さらに理学療法士という医療の現場で何年間も患者さんの心と繋がる事をしていた為、いつかはカウンセラーとしても活動していきたいという淡い気持ちを持っていたからです。

何より今の苦しい日々が、そして苦しかった過去があるからこそカウンセラーという仕事ができる、という事がとても嬉しかったのです。

その後は今野さんの心理メソッドを徹底的に学び、現場に立って数百件ものカウンセリングをさせていただく中で、クライエントさんと一緒に自分自身も癒され変えられていきました。

カウンセラーとしての学びをし、トレーニングをする中で自分の心との付き合い方も身につけていったのです。

そして、父から受け継いだ規範からくる悩みから解放されていきました。

その後とても厳しいテスト(笑)にも合格を頂き、今は、今野さんの元でカウンセラーとしての活動し、現在は今野式カウンセラー養成講座の専属講師として、今野さんのカウンセリング手法を広める活動もしています。

あなたの「心の在り方」が鍵

僕は「心の在り方」を変えることで、現実が大きく変えられる経験しました。

だからこそ、より多くの人にも「心の在り方」という、不登校引きこもりから解決される為にも、幸せに生きていく為にも本質的で大切な事を知ってもらいたいと願っていますし、

より多くの方の人生のお役に立てたらという想いで、心理カウンセラーとしてもビジネスコンサルタントとしても活動をするようになり、現在に至ります。

ここまで長い自己紹介を読んでいただいてありがとうございました。

ご縁ある方に、少しでもプラスになれたらと心から願っています。

どうぞ、よろしくお願い致します。

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村尾そうた

【理学療法士・心理カウンセラー・カウンセラー養成講座講師】超規範型の父の元に育つ。理学療法士となり結婚、娘をもうけるが、親より受け継いだ「べき・ねば」の規範意識により苦しみ哲学・心理学を学ぶようになる。その経験と体験を知った今野にスカウトされ、不登校引きこもり解決メソッドを学びカウンセラーとなる。現在は心理カウンセラーとして悩める方のサポートする活動をしている他、今野式カウンセラー養成講座の専属講師として今野のカウンセリング手法を広める活動をしている。
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