私が不登校引きこもりの状態になった理由とは?

 

カウンセラーの今野です。

このブログ読んで下さっている方は勿論知ってるかと思いますが、私は以前不登校・引きこもりの状態でした。

なぜ不登校や引きこもりの状態になってしまったのか?

それは、

不登校や引きこもりの状態にならなければならないような不安定な心の状態になってしまったから

です。

BEING DOING HAVINGの概念を学んだことで人生を変わった

心理学では、 自分(相手)の存在の事をbeing  行動の事をdoing 結果の事をhaving といいます。

私は、苦しくなってしまい引きこもりにならなければならないような心の状態になるまで、私の自分に対する存在基準というのは、今思えばdoingやhavingによって決まっていたからこそ、苦しくなってしまったことがわかります。

 

当時の私の価値基準では、
 
“自分が行った「行動」や「結果」など目に見える形が現れているかどうか?”
 
という事によって自分の価値が決まっていたのです。

スポーツや勉強が人よりも出来るだとか友達から一目置かれているだとか、そのような人からの目に見える評価によって自分の存在価値を計ってしまい、

「出来るか・出来ないか」

という事に自分の価値の重点を置いて、

「ありのままの自分の存在(being)」

をないがしろにしてしまっていたからこそ、自分自身の価値を見失い苦しくなってしまったのだと現在の私には解ります。

でも、中学生だった当時の私には、そのような事も知らず、どうして自分は苦しい苦しくて仕方がなかったのかが全く解りませんでした。

(もっと言うなら、自分が苦しいのかどうか?という事すらも、当たり前になっていて気がついてすらいませんでした。)

苦しさの中に見た光

そのようなどうしようもなく苦しい状態から改善されていくまでには本当にいろいろな事があったのですが、癒されてて行くまでに多くの方から愛を注いで頂き、自分でも心の世界の勉強をしていった事で少しづつ「ありのままの自分(being)」を認め受け容れ、そのままを認めていく事ができるようになりました。

その結果として徐々に苦しい状況からも改善されていく事が出来ました。

癒されていく段階で多くの事があり、私が多くの方に助けて頂いたように、私自身もカウンセラーを志すようになっていったのですが、それからのお話は、次の後編でおはなしします。

最後にこのブログを今読んで下さっているあなたにご質問です。

 

「あなたは今の生活を“どのように”感じていらっしゃいますか?」

多くの方々は、以前私が気がついていなかったように、「苦しい事」が当たり前になりすぎて、心が悲鳴を上げえうまで気がつかないことが多くくあるように思います。

苦しくなる人の多くは、自分のbeingを蔑ろにしてしまっている場合がほとんどです。

ですから私がお薦めしたい事は、

日常生活を送っていく上でご自分がいつの間にか蔑ろにしてしまっているかもしれない(感じない事が当たり前になっている)自分のその「気持ち」や「感情」に耳を傾け、その「気持ち・感情をありのまま感じてみる」というワークをすることです。

 

実際にされてみると感じて頂けると思いますが、もしかしたらその簡単な作業は、新たな価値観や人生観の出会いになるかもしれません♪

それでは、後編に続きます。

→不登校・引きこもりから復活したからこそ分かったことを話します

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今野 陽悦

今野 陽悦

【不登校引きこもりを専門とした心理カウンセラー 】 経験者のカウンセラーとして、数多の不登校引きこもりに関する心理カウンセリングを行う。このページではその体験をもとに解決法を綴っている。現在はカウンセラーの他に、複数の事業のオーナーとして活動中。