麻野愛 プロフィール


不登校・引きこもり・摂食障害の問題を専門としたカウンセリングをさせて頂いている麻野愛(あさのあい)です。

現在は、カウンセラー、大学講師として活動しています。

また、一児の母として子どもと共に日々成長中です。

不登校・引きこもり・摂食障害の過去


私は、中学2年生の頃に、ご飯がまったく食べられない状態(拒食症)となり、体重が29キロまで低下しました。

一度は生死をさまよいましたが、その後は食べすぎて吐いてしまう状態(過食嘔吐)をくり返し、このような心の問題(摂食障害)を17年近くかけて手放しました。

その過程では、リストカットやオーバードーズ、軽度のアルコール依存症があり、鬱や強迫神経症、引きこもりなども経験しました。

26歳の時に自己免疫疾患を患い2度目の生死の境に立たされました。

その時には、過度に薬に依存しない方法で回復する自然療法や食事療法を学び、元気を回復しました。

また、私の家族も鬱や引きこもり状態となり、当事者としてではなく見守る側としても心の問題に向き合う経験をしました。

当事者から家族の立場にたったときに私の転機が訪れ、自立への道を本気で歩み始めたのです。

視点を変えて自分を見れたので、当事者であった自分を客観視でき、今まで気づけなかった自分の弱さと向き合うこととなったのです。

このような経験を通じて、私は当事者としても、家族としても、心の問題にむきあう気持ちが痛いほどわかります。

この経験を同じように苦しんでいる方にお伝えすることで、少しでも心の荷物が減るのではないかという思いから心の問題解決のお仕事に携わらせていただいています。

心の問題を解決するまでの道のり


私自身の心の問題解決とは、食べることをやめることでも、家から出るといったことでもありませんでした。

そういったものに依存してしまう心のあり方を修正することでした。

それは、自分のがこう在りたいという人生を生きることでした。

私は本来の自分が望んでいる生き方をしていなかったので、別のもので満たそうとしてしまっていたからです。

それが、食べることといった目先の快楽でごまかすという行動をとってしまっていたのです。

私が心の問題を解決したきっかけ1


私が心の問題を解決したきっかけの1つ目は、「あるがままの自分にを受け入れる」ことを自分に許すことにしたからでした。

どんな自分も受容するのです。

もっと簡単にいうと感情を”味わいつくす”、”感じきる”ことかなと思います。

苦しい、辛い、悲しい、寂しい、嬉しい、幸せ、いろいろな感情があります。

苦しい感情から逃げたくなる時は、感じたままぐーっと過ごします。

すると、感じたままではいられないことに気づいたのです。

感情を味わい尽くしたらいつか消えますが、目をそらすとまたやってきます。

だから、体や心に感じるものを感じたままにしておくようにしたのです。

時には頭の中で、わいてきた感情を認める、受け入れる、許す、そして愛し感謝すると言ってみたりします。

自分が自分に対してダメ出ししているのに気がついたら、この言葉を頭の中で思い出すようにしました。

いろいろな方法があると思いますが、私にとっては今の現実を、あるがままに感じながら生きていくことが何よりも癒しになっています。

私が心の問題を解決したきっかけ2


私が心の問題を解決するきっかけの2つ目は、「良いのか悪いのかで判断している自分に気づく」ようにしたことです。

ねばならないという規範性の強い両親のもとに育った私は、いつも、良いか悪いかで物事を判断していました。

本当に無意識のまま誰かに「〜〜したほうが良いかな?」と聞いてから、確認してからでないと動けないのです。答えが欲しいのです。

正解なんてないのに、いつも答え探しをしていました。

心の問題についても常に正解を求めてさまよっていました。

この背景には親にとっては悪いことや失敗を私がした時に怒られていたからです。

怒られないように、親にとっては良いことや成功を選択して生きていました。

この良い悪いの思い込みが自分を苦しめる一番の問題だったのです。

長年の癖はなかなか治りませんが、意識するだけで随分と楽になりました。手放せるともっと楽になると思います。

私が心の問題を解決したきっかけ3

私が心の問題を解決したきっかけの3つ目は、「自分の人生に責任をとる」ことです。

自分の人生に自分が責任を取ることを意識しました。

精神的にも経済的にも自立すると決めたのです。

私だけでなく、家族が一人ひとり精神的に自立して、自分の人生を生きることで徐々に心の荷物が軽くなっていったように思います。

”今を生きる”というシンプルな心のあり方

私は、”今を生きる”というシンプルな心の在り方でいられる工夫をすることで、過去を憂い、未来への恐怖から解放されることができました。

このように、私は、不登校、引きこもり、摂食障害という自身の経験をへて、また家族の問題とも向き合う中で、心の問題解決へ寄り添うカウンセラーとして同じ問題を抱えた方と共に解決へ向けて歩んで行きたいと思っています。

どうぞ宜しくお願い致します。

こちらでは代表の今野さんと対談音声セミナーを公開しました。

摂食障害(過食症・拒食症)と不登校・ひきこもりの解決法

ーーーーーーーーー

お子さんの不登校や引きこもり解決へ向けての詳しい内容はメールマガジンでお伝えしています。
無料の動画講座ですので、↓の画像からぜひご登録ください

相談やカウンセリングをご希望の場合にはこちらをご覧ください。

 

The following two tabs change content below.
ASANO AI

ASANO AI

【不登校・引きこもり・摂食障害を専門としたカウンセラー】中学時代に摂食障害を患った経験を通じて「自分を愛し受け入れる」ことを色々な角度から見つめるようになる。その後、様々な心理療法を実践し心を癒す知恵を実践する中で自己受容をし、問題からの精神的自立を確率する事で解決する。現在は、不登校・引きこもり・摂食障害の問題、トラウマで苦しむ多くの方へ、自身の経験をもって貢献することを人生のミッションとして、カウンセリングに携わり、大学では講師として若い世代の心と向き合っている。
ASANO AI

最新記事 by ASANO AI (全て見る)