Have you ever felt broken in two?

あなたは、心が2つに 張り裂けそうになった事はありますか?

17歳の頃、死ぬことばかりを考えてました

どうも、カウンセラーの今野です。

昨晩は色々と過去を思い出して、19歳の終わりに辞めたタバコを久しぶりに吸いながらその想いにふけっていました。

僕は10代半ばからハタチ前まで生きることが苦しくて仕方がなくて、「もういっその事、死んでしまいたい・・・」そう思う事が多々ありました。

そして思うだけではなく、実際に自らの手で消えてしまおうと車の中に煉炭を持ち込んでみたり、手首を斬りつけてみたり・・・。

行動に移した事も何度かありました。

でも、心から死にたいと思わなかったからこそ、今もこうしてブログを書いていられるのだと思います(^^)

「別に死にたかった訳じゃない・・・。」

ただ、その先に未来が見えないから、少しでも状況がその後に良くなると思えないから、いっそ消えてしまおうと思ったんです。

若干17歳にして、生きている事が苦しすぎるから、もう自分では人生を生きていく自信なんてないから、、、。

全く未来と希望が見えないのでそんな心苦しい状況に耐えられなくて、失望に失望をし尽くしてそんな苦しいその時の状態が続くようなら、一生この生き地獄を味わうくらいならいっその事・・・。

そういう気持ちでした。

そして、消えて無くなることを決めました

ある月の綺麗な真夜中に、そんなどうしようもない絶望感に心が埋め尽くされたまま、自転車にのって家を出ました。

いざという時にいつでも行為を起せるように、事前に、ホテルの非常階段から屋上に上がれることも調べておいていたのです。

そして、非常階段を登り、ホテルの屋上に立ちました。

リアルに

「もうあとちょっとで自分がこの世から消えるかも・・・」

そう思ったら、突然体中の毛穴という毛穴が開き、硬直してして鳥肌が立って、それと同時にやけに頭はさえてきてそれまでの人生の中でも一番くらいに冷静になった事を今も思い出されます。

「さぁ、いざ飛び降りよう」

そう思った時に、強い風がビューっと吹いてきて、その風に吹かれた瞬間に覚悟していたはずなのに、それなのに・・・、

人生に対する未練・・・・

自分という存在が消えてしまう事に対する恐れが強烈に襲ってきました・・・。

そして、金縛りにでもあったかのようのなかなか立ち上がる事も動く事も出来なくなって、ただ大の字になって寝ころんでいました。

どれくらいの時間そうしていたのか解らないのですが、朝になって、ほんの日が差し始めた頃に正気に戻りました。

「人に見つかったらやばい・・・」

そう思い、急いで自転車をこぎ家路を戻って自分の部屋へと駆け込みました。

そして、部屋に入ったと同時に突然吐き気が襲ってきて、胃の中のものを全てはき出しました。

当時私は、ビートルズ、ローリングストーンズ、クリーム、レッドツエッペリン、セックスピストルズ、Tレックス、クイーン、ピンクフロイドといった古いブリティッシュロックにはまっていたのですが、何とも表現しがたい最低な気分で、前日に手に入れたCDを何気なくかけました。

もう、どうしていいのかも解らずに・・・。

そのCDには、エリック・クラプトンのホーリー・マザーという曲が収録されていました。

90年代以降の「アンプラグド」以降のクラプトンならありえそうでしたが、この曲は80年代に作った曲なのに、しっとりしたゴスペル調で、なんだか不思議な気持ちで聴きいってしまいました。

そしてその時の僕の心をこの歌は救い上げてくました。

なぜなら、このような歌詞だったからです。

※ 以下転載です。

Holy Mother (ホーリーマザー)


Holy Mother, where are you│ 神様 どこにおられるのですか

Tonight I feel broken in two│ 今宵は胸が張り裂けそうです

I’ve seen the stars fall from the sky│ 空から星が落ちるのを見ました

Holy Mother, can’t keep from cryin’│ 神様 涙が止まりません

Oh I need your help this time│ 今こそ あなたの助けが必要なのです

Get me through this lonely night│ この孤独な夜を乗り切るために

Tell me please which way to turn│ いったいどうしたら

To find myself again│ 見失った自分を取り戻せるのでしょうか

Holy Mother, hear my prayer│ 神様 私の祈りをお聞きください

Somehow I know you’re still there│ なぜか あなたの存在をはっきりと感じます

Send me please some peace of mind│ 私の心にやすらぎをもたらし

Take away this pain│ この苦痛を取り除いてください

I can’t wait, I can’t wait│ もう待ちきれない

I can’t wait any longer│ これ以上は待てません

I can’t wait, I can’t wait│ もう待ちきれない

I can’t wait for you│ あなたが待ちどおしいのです

Holy Mother, hear my cry│ 神様 私の叫びをお聞きください

I’ve cursed your name a thousand times│ あなたを罵ったことも数知れません

I felt the anger run through my soul│ 怒りが私の魂を走り抜けるの感じました

All I need is a hand to hold│ 私は救いの手を求めてやみません

Oh I feel the end has come│ ついに終わりがきたようです

No longer my legs will run│ もはや一歩も動けません

You know I’m gonna be│ 今宵 私は

In your arms tonight│ あなたの腕に抱かれます

When my hands no longer play│ もう手が動かない

My voice is still, I fade away│ 声もでない 私は消え去ります

Holy Mother, then I’ll be lying here│ 神様 私はあなたのみもとで

Safe with thee│ 安らかに眠ります 

ここで、歌詞に沿ってあなたにお聞きします。

Have you ever felt broken in two?
(あなたは、心が2つに張り裂けそうになった事はありますか?)

僕の十代はこの歌にあるようなそんな毎日の連続でした・・・。

自分の“想い・理想”と、生きている現実との狭間とギャップに苦しんでいたのです。

「自分は理想の状態であるべき」「理想の自分でねばならない

という、思いに囚われ、悩みもがいていました。

ネバベキとい規範意識に嵌った「ネバーランドのベッキーさん」だったわけです。

でも、だからこそ今の自分があってこれからの未来に繋がっていくのだと、今はそう思います。

僕は悩み苦しんだからこそカウンセラーにもなったし、自分に劣等感が強烈にあったからこそ「自由で幸せな成功」を求め起業家となり、そして、夢や願望を実現することが出来ました。

こうして昨晩は、そんな人生に絶望をしていた17歳の時を思い出し、ホーリーマザーを聴きタバコを吸いながら、もの思いにふけっていました・・・。

とっても良い曲なので、皆さんも、クラプトンの「ホーリーマザー」を聴いてみて下さい。

 

僕が最も好きな映画である「ショーシャンクの空に」の中から言葉をお送りします。


That hope is a good thing,
maybe the best of things,
and no good thing ever dies

希望はいいものだ。
たぶん何よりもいいものだ。
そして、いいものは永遠に滅びない

追伸

いや~、読み直したらえっらい重い記事となってしまっていますねw
でもこれも正直な気持ちなので、少しでも皆さんに響くものがあったら幸いです☆

追伸2
 
自殺について、ショーシャンクの空に、の言葉と希望についてはこちらでも綴っています。

友の死と選択 〜不登校や引きこもりと自殺について・・・〜

この当時の事をプライベートブログでも振り返りました。

15の夜ならぬ、30の夜 〜尾崎豊とオレの人生〜

 

同じような年齢の時期のエピソードも紹介します。

僕と父との関係 〜親子関係が最低最悪の状態から改善解決したプロセス〜

不登校・引きこもりの時代の爪あとを公開します

 

 

 

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今野 陽悦

今野 陽悦

【不登校引きこもりを専門とした心理カウンセラー 】 経験者のカウンセラーとして、数多の不登校引きこもりに関する心理カウンセリングを行う。このページではその体験をもとに解決法を綴っている。現在はカウンセラーの他に、複数の事業のオーナーとして活動中。