不登校引きこもりと夫婦関係
私はかねてから、主人を立てる事が出来るのは、それぞれの性格のタイプだと思っていまして、努力してなるのとは別かと思っていました。
しかし、ここ最近ますます考えさせて頂いていまして、努力して主人に歩みより、本気で話しを聴いて、受け入れる事でこんなにも家庭が明るくなるものだと感じています。
明るくなったというのは、私と主人との仲が良くなるにつれ、主人と娘の関係が劇的に良くなりました。
娘はあまり感情を表情に出さず、普段会話もあまりなかったのですが、それが、お互いにしゃべっていて、盛り上がってるのです。
これは、私がこうしたいと思ったからではなく、夫婦関係を頑張って努力して改善しようとするのと比例して起きた事でした。それが、本当にあらためて目から鱗でした。
主人をたてる事、可愛い妻であることで、しゃぶしゃぶまでご馳走してくれる主人を私は今まで誤解していました。
主人の事を理解しようとせずに、遠ざけていたのは実は自分の方だったと今は気付く事が出来ました。
道のりは遠かったけど、このタイミングで気付かせて頂いた事に感謝でいっぱいです。
如何にご主人をたてる事が大切なのか、どうしたらたてることが出来るのかという事ですご主人をたてることが実は、奥様も楽になります
し、物事も円滑に進みます。
自己受容は他者受容に比例する
お子さんの状態を良くしたいと考えてしまう。これは当然の事だと思いますカウンセリングを受けられる多くの親御さん、そして私自身もそうでした。
お子さんさえ良くなれば、ご自分も幸せになれる、周りの状況や環境によってご自分の価値や、幸せ度が決まってしまうような気がしているのではないでしょうか?
私も、子供が二人も不登校になってしまった時は、外出して、知人に会ったりすると、いついかなる時でも、誰かに陰口を言われたり、批判されたりしているじゃないかな?と常にビクビクしていました
まさに自分の心はここにあらず、といった心の状態になってしまっていました。
その当時は、子供達を、キチンと学校に行かせて、安定した仕事につかせて、そのためには、ひと通りの習い事をさせなければならない。という規範的な親に、自分自身を常々してしまっていました。
その根底には、自分に自信がなく、自分を愛せないという前提があったような気がしています
そこで、是非最初にして頂きたい事と言いますのは、自己受容という事です。
こちらは、自己否定でも自己肯定でもなく、あるがままの自分の感情を良いも悪いもジャッジせずに、そのまま受け入れ、抱きしめるという事です。
例えば、お子さんが学校に行かず、昼夜逆転してしまったり、ダラダラしていたりして、それを見て苦しかったりしたら、その気持ちをそんな事を思ってはいけないと思うのではなく、
そうなんだね、そういう気持ちなんだね~。というようにご自身の気持ちを受け入れる、認めてあげて欲しいんです。
ご自身の気持ちを受け入れるという事は、それがそのまま、他人の事を受け入れるという事に繋がります。
それは心理学でいう、自己受容は他者受容に比例するという事になります。
そうしますと、いつも自分をジャッジしていた苦しみから解放されて、心が軽くなって行かれると思います。
このように、親御さんご自身の心が癒されて行く事が、第一歩となるかと思います。
主人の心に寄り添う
最近、主人に対して、更に心に寄り添うようつとめています
ご夫妻関係の相性もあるかと思いますが、とかく、男性の方はプライドが高いのかと思います。
私は以前は、その辺が全く分からなくて、プライドを傷付けてしまっても気付かない事も多くありました。
例えば、たまたま一緒に銀行のATMに行った時に、主人が操作していたのに、私が手を出してしまって、最初に戻ってしまった…。
そして、主人に怒鳴られて、ビックリしたという事がありました。
その時、私は他人に指摘されるまでは、何で自分が怒鳴られたのかに気付きませんでした。
それほどまでに、私は完全に主人を見下してしまっていましたし、一人前と認めていませんでした。
そして、心の面でもこちらが完全に優位に立ってしまっていました
出会ってから、もう21年にもなるのに、最近までそのように主人の地雷を踏んで来てしまいました。
それを頭で理解してやるのでは、どうしても主人に伝わってしまいます。どうしたって、上から目線は伝わってしまうのだと思います。
ですから、本当に心の底から、主人の下に降りて、主人の心に寄り添う事が、真からの夫婦関係の改善に繋がるかと思います私は、極めつけは、真心なのだと思っています。
現実的にこのようにする事で、多くの不登校のお子さんのいらっしゃるご家庭では家族の関係がより良くなって行かれています。
私もこのように、夫婦関係改善を努力する事で、子供達の状態が何の操作をしなくても、あっけらカランと元気になって行くのを目の当たりにしました。
皆さんも是非、参考にされてみて下さい。
ーーーーーーーーー
お子さんの不登校や引きこもり解決へ向けての詳しい内容はメールマガジンでお伝えしています。
無料の動画講座ですので、↓の画像からぜひご登録ください
相談やカウンセリングをご希望の場合にはこちらをご覧ください。
松木りか
最新記事 by 松木りか (全て見る)
- 不登校引きこもりだった娘がいつの間にかバイトを始めていた - 2017年8月9日
- 引きこもりの息子ニートから脱出して高校進学へ - 2017年3月23日
- 引きこもりだった娘。中学生から復帰へ - 2016年4月30日