インディアンの思想と日本人
どうも今野です^^
まずはこちらの詩をご覧ください。
あなたが生まれたとき、あなたは泣いていて周りの人たちは笑っていたでしょう。
だから、いつかあなたが死ぬとき、あなたが笑っていて周りの人たちが泣いている。
そんな人生を送りなさい。
こちらはネイティブアメリカン(インディアン)の言葉です。
一丸にネイティブアメリカンといっても、スー族、ズニ族、アパッチ族、コマンチ族,,,etc
などなど多くの部族がありこの詩を書いた部族や作者は不明なのだそうですが、彼らはモンゴロイドの系列(黄色人種)で僕たち日本人と同じようにアミニズム信仰(ありとあらゆる物に神が宿る思想)を持っていたそうです。
だからこそだと感じますが、この詩からも感じる彼らの自然に対する観察眼や畏敬の念の持ち方は古来から受け継がれている日本人の感覚にどことなく似ている気がします。
この豊かで、なんとも言えない暖かい世界観に心を動かされる方も多いのではないでしょうか?
こちらも有名な詩ですので、ご覧ください。
美の中を歩かせてください。
そして、赤と紫の夕陽を見させてください。私の手に、あなたのつくったものを愛(め)でさせてください。
あなたの声を、私の耳にとどかせてください。
あなたがわが人びとに教えたことを理解できるよう、私を賢くしてください。
あなたがすべての葉や岩のかげに隠した教えを学ばせてください。
私は力を求めます。
でもそれは、兄弟よりも強くなるためではなく、いちばん手ごわい敵、自分自身と闘うためです。
いつでも清潔な手と素直な目であなたのもとへ行けるよう準備させてください。
消えていく夕日のように人生が消えていくとき、私の霊が恥じることなく、あなたのもとへ向えるように。
く~~~、かっこよすぎるぜ!!
最近は、心がロックンロール(揺さぶられる)機会が大変多いのですがインディアンの思想にも心動かされたのでご紹介しました^^
このネイティブアメリカンのような人生観や思想で生きれたら素敵だなぁと思いますし、こんな人生を生きれたらと切に願います。
世界が驚愕した、昔の日本の子育てとは?
日本で子どもを叩いたりする躾がされるようになったのは、明治以降の西洋式子育てが伝わってからだそうです。
江戸時代後期に来日したカール・ツンベルクというスウェーデン人は、当時の日本人の事を記載した紀行文のなかで以下のように記しています。
「注目すべきことに、日本では子どもをムチ打つことはほとんどない。
子どもに対する禁止や不平の言葉はめったに聞かれないし、家庭でも船でも子どもを打つ、叩く、殴るといったことはなかった」
また、大森貝塚の発掘をしたり日本の文化を写真に撮って有名になったアメリカ人のエドワード・シルベスター・モースは明治維新直後に来日した時のことを記した『日本その日その日』にという書物の中でこう書いています。
「私はこれまで、お母さんが赤坊に対してかんしゃくを起こしているのを一度も見ていない。
私は世界中に日本ほど、赤坊のために尽くす国は無いこと、日本の赤ん坊ほどよい赤ん坊は世界にいないと確信する」
二人の欧米人が記していることからもわかる事は、当時の日本人は、
「子どもに体罰を与えない」
「親が怒る事はめったにない」
「ただ甘やかしているようであるが、日本の子どもは、両親を敬愛し老人も尊敬している」
といった態度を持っていうことです。
明治時代に日本が見習った西洋式教育法というのは、キリスト教式の教育法でそれは旧約聖書に沿ったものだと言われています。
昔の日本に引きこもりがいなかった理由とは?
昔の日本は引きこもりがいなかったのは、「貧しかったから引きこもれなかった」というのもあるかもしれません。
でも、僕は思うんです。
親の考えなどを押し付けたり意に沿わない際に叱りつける事なく、子供のBEING(気持ちや想い)を尊重するような育て方をしていたからではないのかな?・・・と。
そしてインディアンのように自然万物に神様が宿ると考え、すべてのものに尊敬と慰霊の念を持ち感謝をしていたからこそ子供たちも引きこもりになりようがなかったのではないかな?と^^
最近インディアンの事や昔の日本人について学んでいて、そんな風に思った今日この頃だったのでここに記しました😊
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今野 陽悦
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