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不登校引きこもりの娘が中学に復帰した一年を振り返りました

一年前、小学校六年生だった娘は皆さんと一緒に卒業式には出れませんでした。

五年生から2年間不登校だった娘は、卒業証書をもらう資格がないと思っていたようです。

保健室で卒業証書を渡すからと先生に言われても、それを拒みました。

そして、卒業式の当日は、いつものように保健室で家庭科や読書をした後に、

校長先生や担任の先生が保健室に入って来て、卒業証書授与の形になり、卒業証書をもらった結果になりました。

中学生になったら普通に学校に行くと約束し、春休みを過ごして、入学式から何日間か普通に教室にいましたが、

授業が始まると同時に、再び保健室登校になりました。

確かに、まだ表情は固かったです。

それと、勉強の遅れを一番気にしていたようです。

それでも、一時間だけ授業に出たりして、他は保健室で一学期は過ごしました。

夏休み前に、娘と話し合って、二学期からは普通に学校生活をすると約束しました。

そして、その言葉通り、娘は二学期から、普通に学校に行くようになりました。

運動会にも参加し、理科の実験を楽しんでやっていました。

娘はいつしか、すっかりクラスの一員になっていました。

【勇】という字に賭けた思い

こちらに、娘が書いた文章をそのまま掲載します。

娘は、【勇】という字を三学期の一字という事で、自分でデザインし表現したそうです。

【この字に込めた想い】

『なにをやるにもこわがってばかりじゃなく勇気を出して、やってみるというのを目標にして、発言をするのも、誰

かの注意をする時も、困っている人に声をかけるときも、勇気をふりしぼって三学期、そして二年生に進級するため

にも頑張りたいと思います。』

【今年1年をふりかえって】

『小学校五年生の時から、学校にいっていなかったので、中学校生活というのは、入学当初から不安でいっぱいでど

うしたらいいか分からずに、ただ言われるがままという感じだったけど、

だんだん月日がだっていくうちに少しずつ授業に出られるようになったし、クラスの人だったらちょっとした会話な

らできるようになっていって、行事にも緊張しながらも出ていたので、前よりはそれとなく、クラスの一員という感

じになれたかなと思います。

もうあとちょっとで三学期も終わるけど、自分的には結構頑張れた1年だと思います。』

1年生のクラス写真の娘は満面の笑みで写っていました。

一年前はこのように家庭が変わると思ってなかったです。

でも、今、確かに感じることがあります。

それは、娘を信じる事がとても大切だという事です。そしてそのためには、先ずは自分を信じる事です。

その自分とお子さんを信じて信頼する気持ちがあればこそ、精神的に自立をする事が出来ると私は思います。

そして、今未来を描けるようになり、心から幸せを感じる事が出来るようになりました。

去年の卒業式を思い起して書いてみました。

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松木りか

松木りか

カウンセラー
【不登校引きこもり専門心理カウンセラー】3人いる子供のうち長男・長女が不登校・引きこもりとなる。深い苦しみの中、今野のカウンセリングを受講し、二人の子供の不登校・引きこもりは解決する。 現在はその経験を生かし、自身も不登校ひきこもり専門したカウンセラーとして活動中。