五月雨登校について

不登校気味のお子さんが、五月雨登校をされている時というのは、側で見てらっしゃる親御さんにすれば、辛いものがあるかと思います。

私の娘も、不登校から、適応教室と保健室に行きはじめた頃は、一日数時間行ってきて、明日はどうなるのだろうとか、色んな思いが頭をめ

ぐるものでした。

又、うちの場合も、多くのクライアントさんの場合もよく言えることは、お子さんが何故、学校に行きたくないのかを話さない、という場合

がよくあります。

見ている親御さんにとっては何からしたら良いか、悩んでしまうところでしょう。

そんな時、お子さんがよく言われる事は、「○○さんから、嫌がらせをされる。○○さんが、嫌だから。」というような言葉です。

しかし、その言葉の奥にはお子さんの本音が隠されているかと思います。

そんな時は、例え全てを分かる事は出来なくても、お子さんの心に寄り添って、お子さんの気持ちを理解しようとされて下さい。

その理解しようとするお気持ちがお子さんに伝わった時、お子さんの心にエネルギーが貯まって行きます。

私の娘にしても、不登校だった頃は何も話さなくて、こちらが話しかけても、全て無視でした。

親として、そこまで追いつめてしまったのですが、一歩一歩努力する事で解決されて行きました。

是非、地道にお子さんの心に寄り添ってみて下さい。

お子さんを信じることについて

不登校やひきこもりの状態の、お子さんを信じるって、最初から中々出来る事ではないかと思います。

それでも、お子さん本人のあるがままを受け入れ、心から「この子は大丈夫。」と信じれた時に、多くの方は解決に向かわれました。

子供を信じるという事は、親御さんの思う通りに子供さんがなって行くのではなくて、

具体的にはお子さんの事を無条件に受け入れる、大きな視点から見て大丈夫と思える事が大切だと思います。

又、不登校ひきこもりになっていらっしゃるご家庭では、色んなケースがあるかと思います。

ある意味、不登校ひきこもりが出来る状況があるとも言えると思うのです。

出来るだけお子さんに対して先回りをせずに、

お子さんの問題はお子さんに任せて、追い込まれたり、ピンチの状況になると、

結果的にご本人の本来の力で自立に向かいます。

そこに行くまで、お子さんを信じて、本当の意味であたたかく見守る事が最も大切だと思うのです。

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松木りか

カウンセラー
【不登校引きこもり専門心理カウンセラー】3人いる子供のうち長男・長女が不登校・引きこもりとなる。深い苦しみの中、今野のカウンセリングを受講し、二人の子供の不登校・引きこもりは解決する。 現在はその経験を生かし、自身も不登校ひきこもり専門したカウンセラーとして活動中。