どうも、カウンセラーの今野です😊
この記事の結論
アダルトチルドレンという言葉を、自分を裁く新しいラベルにしなくても大丈夫です。ここでは診断名ではなく、育った環境の中で身についた生きづらさを理解するための言葉として扱います。変化とは性格を消すことではなく、反応の意味に気づき、今の自分に合う選択を増やすことだと私は考えています。
アダルトチルドレン(AC)は、無理に消したり「克服しなければならないもの」と考えたりしなくてもいい。自分を苦しめてきた気質の背景を知り、受け止め方を変えることで、生きづらさが軽くなることがあると私は考えています。
今回は、私が半年間にわたってマンツーマンカウンセリングをさせて頂き、その後カウンセラーとして活動されるようになったマキさんの著書『アダルトチルドレンは「克服しなくていい」〜受け止め方を変えて「友達」になれば生きづらさがなくなる。自分らしく生きられる〜』をご紹介します。
ここでいうアダルトチルドレンとは、医療上の診断名としてではなく、育ってきた家庭環境や人間関係の中で身についた「生きづらさ」や考え方の傾向を表す言葉として使っています。
「克服する」のではなく「友達になる」とは?
なぜ本のコンセプトが、ACを「治す」「改善する」「克服する」ではなく、「友達になる」なのでしょうか?
自分の中にある規範や怖さを敵として扱うと、その部分が出てくるたびに「また私はダメだ」と自己否定しやすくなります。
一方で、
「この反応は、これまでの私を守るために必要だったのかもしれない」
と見方を変えられると、自分の一部を排除しなくてもよくなります。友達になるとは、何でも肯定して放置することではありません。自分の反応を理解し、責めることなく、今の自分に合う関わり方を選び直せるようになることです。
出版記念の対談でも、その意味をお話ししています。
半年間のカウンセリングで、私が目の前で見ていた変化
私は、マキさんがACの気質を受け容れ、自分自身と少しずつ仲直りされていく過程を、半年間のカウンセリングの中で拝見してきました。
印象に残っているのは、嫌いだった部分が単純に消えたのではないということです。
これまで「直さなければいけない欠点」として見ていた気質の中に、家族を大切に思う気持ち、相手の変化に気づける繊細さ、責任を果たそうとする真面目さがあると気づいていかれました。
もちろん、規範が強くなり過ぎれば自分や家族を苦しめることもあります。しかし、その性質そのものが悪いわけではありません。使われ方と受け止め方が変わることで、同じ気質が長所として働くこともあるのです。
私なんて、その変化を目の前で見ていたはずなのですが(笑)、本を読んで改めて学ばせて頂きました✨
子どもの不登校と、親御さんの「べき・ねば」
不登校や引きこもりのご相談を伺っていると、親御さんが、
「親なのだから、きちんと育てなければならない」
「学校へ行かせることが親の責任だ」
「このままでは、子どもの将来が駄目になってしまう」
といった「べき・ねば」に苦しんでいることがあります。
そう思うこと自体が悪いわけではありません。お子さんを愛しているからこそ、何とかしてあげたいと思うのは自然なことです。
ただ、その思いが強くなり過ぎると、親御さん自身が苦しくなるだけではなく、お子さんにも「今のあなたでは受け入れられない」というメッセージとして伝わってしまう場合があります。
ですから、まずは「こう思ってしまう自分もいる」と、自分の気持ちを否定せずに認めてみてください。自己受容は、規範を一気になくすことではありません。規範に気づき、それに従うかどうかを選べる心の余白をつくることです。
この本で語られていること
本の中では、主に次のようなことが、マキさん自身の経験を通して綴られています。
- ACの気質と共に、どのような人生を歩んできたのか
- なぜ子どもの不登校や引きこもりが「問題」ではなくなったのか
- 自分を苦しめていた規範や自己否定と、どう向き合ったのか
- 嫌いだった自分の中に、長所を見つけていった過程
- ACを克服の対象ではなく、共に生きる「友達」と捉えられるようになった理由
重いテーマの本を最後まで読み切れなかった方にも手に取って頂けるよう、比較的読み進めやすい形で書かれています。メカニズムの説明だけではなく、実践できるワークも収録されています。
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カウンセラー・マキさんのプロフィールと、不登校を経験したご家族の歩みはこちらです
Amazonレビュー特典について
本をダウンロードし、Amazonへレビューを書いてくださった方には、私とマキさんの対談セミナー「本には書かれていない解決法とは?」をご案内しています。
対談では、アダルトチルドレンやトラウマ的な反応が起こる背景と、日常の中で受け止め方を変えていく具体的な考え方を、本よりも詳しくお話ししました。
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レビューがAmazonへ反映されるまで時間がかかる場合があります。特典の受付状況や詳しい条件は、申請フォームの最新案内をご確認ください。
自分を敵にしなくても、変わることはできます
自分を変えたいと思う時、私たちはつい「今の自分を否定しなければ前へ進めない」と考えてしまいます。
しかし実際には、嫌いな部分を排除しようとするよりも、その部分が生まれた理由を理解し、今まで自分を守ってくれたことに気づいた時の方が、心は動きやすくなります。
克服しようとして疲れてしまった方は、「この自分と、どうすれば仲直りできるだろう?」という問いに変えてみてください。
その問いが、自分らしく生きる方向へ進む小さなきっかけになりましたら幸いです😊
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今野 陽悦
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