どうも、カウンセラーの今野です😊

不登校・ひきこもりからの回復を支えるうえで、親子関係の安心は大切な土台になります。完璧な親になる必要はありません。子どもの話を聞き、感情でぶつかった時には関係を修復し、親自身の生活も守ることが大切です。

親子関係が変わると、子どもの表情も変わる

カウンセリングでは、親御さんが「学校へ行かせなければ」という焦りを少し手放し、子どもの言葉を評価せず聞けるようになると、家の中の緊張がゆるむ場面を見てきました。すぐに登校へつながるとは限りませんが、会話や笑顔が戻ることがあります。

私自身が不登校だった頃も、正しさを説かれるより「今はそう感じているんだね」と受け止めてもらえる時のほうが、次のことを考える余地が生まれました。

関係を整える5つのポイント

  1. 結論を急がずに聞く:アドバイスの前に、子どもの言葉を最後まで聞く。
  2. 気持ちと行動を分ける:怒りや怖さは受け止めつつ、暴力など危険な行動には境界を示す。
  3. 親の不安を子どもに背負わせない:親自身が相談できる人や場所を持つ。
  4. 小さな変化を見逃さない:登校だけを回復の物差しにせず、睡眠、会話、食事なども見る。
  5. 失敗したら修復する:感情的に言ってしまった時は、「さっきは怖い言い方になってごめん」と伝える。

「怒ってはいけない」ではありません

怒りが出た後も、親子関係は修復できる
怒りを否定せず、間を取り、伝え直し、関係を修復する流れを示します。

親も人間ですから、心配や疲れから怒りが出ることはあります。感情そのものを否定すると、かえって苦しくなります。大切なのは、怒りに任せて相手を傷つけないことと、うまくいかなかった後に関係をつなぎ直すことです。

相談で親御さんへお伝えしているのは、「一度も間違えない親」を目指さなくていいということです。謝る、聞き直す、今日は休む。その積み重ねが、子どもにとっても「失敗しても関係は終わらない」という安心になります。

動画で5つのポイントを解説しています

今すぐ全部を変えようとせず、まず一つだけ選んでください。私なら最初に「話を最後まで聞く」から始めます。家庭の中に危険や暴力がある場合、親子だけで解決しようとせず、自治体の相談窓口や医療機関など外部の支援につながってください。

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今野 陽悦

【今野陽悦:不登校・ひきこもり専門カウンセラー】 自身の不登校・ひきこもり経験をもとに、20年以上にわたり本人・保護者からの相談に対応。これまでの相談実績は累計2万件以上。 著書に『学校に行けない子どもの気持ちがわかる本』『学校に行けない子どもに伝わる声がけ』『子供の不登校・引きこもり解決の教科書』などがあり、講演・メディア出演・学校関係者への支援も行っている。