どうも、カウンセラーの今野です😊
自己受容は、嫌な感情を消してから始めるものではありません。「今は自分を好きになれない」という気持ちもそのままにしながら、今日できる小さな行動を選ぶことから始められます。森田療法の「あるがまま」と「目的本位」は、その考え方を分かりやすく示しています。
「決めても気持ちがついてこない」は自然なこと
「自分を受け入れると決めたのに、また自分を責めてしまいました」という相談を受けることがあります。ここで「決め方が足りない」と、さらに自分を責める必要はありません。
私自身、自己否定の塊だった10代に「自分を愛することの専門家になりたい」と思いました。そう決めた翌日から自分を好きになれたわけではありません。カウンセリングを受け、自分の感情を確かめ、小さな実践を重ねる中で少しずつ変化していきました。
森田療法の「あるがまま」と「目的本位」
森田療法では、不安や不快な感情を無理に消そうとせず、あるがままに受け止めながら、その時に必要なことへ取り組む「目的本位」を大切にします。東京慈恵会医科大学森田療法センターも、小さな目的本位から始める考え方を紹介しています。
自己受容を「行動」に翻訳する
「自分を受け入れる」と決めたら、抽象的な決意のままにせず、今日の行動へ小さく翻訳します。
- 失敗した時に「またダメだ」ではなく「今、悔しいんだね」と言う
- 疲れている時は、予定を一つ減らす
- 誰かと比べ始めたら、画面を閉じて深呼吸する
- できなかった日も、その自分を罰しない
決断とは、一度も揺れないことではありません。揺れた時に、また自分を大切にする側へ戻ることです。
動画でお話しした内容
強い不安や抑うつ、トラウマ反応などが続く場合は、決意やセルフワークだけで抱え込まず、医療機関や専門家へ相談してください。森田療法も本来は、状態に応じて専門家と進める治療法です。
ーーーーーーーーー
お子さんの不登校や引きこもり解決へ向けての詳しい内容はメールマガジンでお伝えしています。
無料の動画講座ですので、↓の画像からぜひご登録ください
相談やカウンセリングをご希望の場合にはこちらをご覧ください。
The following two tabs change content below.

今野 陽悦
【今野陽悦:不登校・ひきこもり専門カウンセラー】
自身の不登校・ひきこもり経験をもとに、20年以上にわたり本人・保護者からの相談に対応。これまでの相談実績は累計2万件以上。
著書に『学校に行けない子どもの気持ちがわかる本』『学校に行けない子どもに伝わる声がけ』『子供の不登校・引きこもり解決の教科書』などがあり、講演・メディア出演・学校関係者への支援も行っている。
最新記事 by 今野 陽悦 (全て見る)
- 不登校の前兆・サインと回復するまでの考え方 - 2026年8月29日
- 高校生の不登校の傾向と解決法とは?〜進路への不安と将来への向き合い方〜 - 2026年8月26日
- 中学生の不登校の傾向と解決法とは?〜思春期特有の心の動きと関わり方〜 - 2026年8月24日


